ヤマノススメサードシーズンをやっと見た
ども。suugayuuuuです。
uの数は2×4。
年が明けてしばらくした頃、昨年のことを振り返る中で思い出すことがありました。
「ヤマノススメのアニメ、サードシーズンまだ見ていないぞ…!」
あれだけ原作も揃えて、聖地巡礼までして、ラジオも毎回聴き、自分たちのワンマンライブのタイトルまでオマージュしたあの作品の最新アニメを観ていないだと?
正直自分が振りまいてきたこれまでの "業" から考えればありえないことですが…
なぜ観なかったかといえば、単純に忙しかったこともあり、原作で読んでいる内容だからなんとなくわかるし、
「ちゃんとしたコンディションで挑みたい」
アニメを何年か集中して取り憑かれたように観ていた人なんかが陥りやすい状況かもしれませんね…
また登山でもよくあることです。天気、体調、ギアの充足具合によって見送り見送りを続けているうちにスケジュール調整したり段取りすることに億劫になってしまうパターン…
そうつまり、
我々が歌で言っていたとおり…
ヤマノススメというアニメそのものが、
自分にとって 山 として立ちはだかっていたのかもしれない。
すなわち、このヤマノススメこそが山であった。
という能書きはさておき、
実際にこうやって見てみた感想は
話は同じながら原作とは違う雰囲気で来たな…!
という印象でした。
アニオリ的な話もあるけど…
ロックハート城とか昔家族で行ったことあるの思い出した。固有名詞も原作よりバンバン出てくるようになりましたね。
雰囲気でいえば
例えば原作では「あおい×ひなたもいいけど、この2人だけの時の雰囲気もいいぞ?」みたいなノリで、バンバン色んな山に挑んでいくんですよ。
例えばアニメ1期で描かれていたあたりが
「登山と出会い、アウトドアを知るまで」
アニメ2期で描かれていたあたりが
「富士山への挑戦、挫折、約束の山への登山」
みたいになっていて、
どう頑張っても原作でやっていく以上はセカンドシーズンで描いたそれこそ 山場 から考えるとサードシーズンはストーリー上 ふもと な内容にはなってしまいます。
原作では富士山、谷川岳をかわきりに4人揃って以外のバリエーションを見せながら関係性が深くなっていくあたりの内容でもあります。
例えばひなた×ここなちゃんが赤城山に挑む回なんかも象徴的でしたが、原作ではそこまで強く描いていないそこを基軸にしたあおいとひなたの すれ違い を強調していく展開は予想外だったし、おお…そのようにしていくか。と
個人的にヤマノススメの好きなところは
作り手の登山への愛が伝わってきつつキャラクターの可愛さを楽しめるところだったので、この2人の距離感や友情をメインで描くのはとても山場としてよかったけど、登山シーンや風景シーンを省いてそっちのシーンにウエイトを置きまくったことに関しては少し残念だった。
赤城山、瑞牆〜金峰で浮き彫りになる ここなちゃん屈強説 もアニメサードシーズンでは感じさせない展開だったりしたのも寂しさがあった。
ただ、アンニュイなもやもやしているひなたがめちゃくちゃに可愛かったのは事実。
倉上ひなたはかわいい。
何が素晴らしいって、
元気!ガサツ!家金持ち!
みたいなチームのムードメーカーであり
実のところえもいわれぬ色気を兼ね揃えているところだったりすると思っていて、
特に今期は大人っぽい、
けど子供っぽい…
ひなたの魅力がより出てて最高だったなと。
あと、ひなたがコーヒーにミルクを注ぐ時の
ミルクが溶けていく演出がヌルルッ…としててゾクッとしました。
ん?
このコーヒーの件に関しては読者さんとの距離が開いたような気がしますが
とにかくヤマノススメは素晴らしいアニメ。
今期もスタッフさんの愛が詰まった素晴らしい作品でした。
これから登山部出てくるところもアニメ化したりしたら嬉しいな…
ありがとうございます