subcul-kuso-brog

すがゆうです。JOHNNYPARKというバンドでvo、あとDjもたまにやります

ゆるく生きたい。布団で死にたい

ども。

suugayuuuu です。

uの数どうでもいいねもうね

 

 

気づけば3月…

前回「冬に聴きたいアルバム」とか言ってたのにもう花粉飛びまくりの春が来てしまったのだからなんとも言えない気持ちだ。

 

こっちからしたらあれからアホみたいに仕事が忙しくなり、結局数回卓に向き合う機会を得たが、Windows10とトラクターが喧嘩して読み込まなくてさらに時間使って終わった。私が卓で趣味としてのDJを楽しめる日はいつになるんだろう…

いつになるんだろう…

興味をいまだに持ってくれる人が、待っていてくれる人が仮にいるんならば、待っていてほしい。必ず何か出します。排泄物以外の創作物を。

 

まあそんな中ですが…今年も各ロックフェスのラインナップが発表された。あっちもこっちも大盛り上がりな雰囲気で最高なんだけど、今年はどうしてもフジロックに行きたくて。

 

だから今回はフジロックに出演するバンドの中から大学時代から大好きなこのアルバムを紹介します。

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suugayuuuu memorial disk vol.8

artist: CAKE

title: Comfort Eagle

since: 2001

 

CAKEを紹介してくれたのは以前にも何度かこのブログに登場しているレコードバーのマスターだった。

当時大学一年生。フジロック2005に行くことを伝えた時

 

「今年はCAKEが出るから是非見て欲しい」

とマスターはそう言った。

 

当時イギリスのロックの歴史ばかりに没頭していて、まだUSインディロックに詳しくなかった自分が

 

ローファイ

と出会ったのはこれが入り口だったのかも。

 

ローファイと一口に言っても色んなタイプがあるし、PavemantもセバドーもDaniel Johnstonも全部別方面から大好き。そんな出会いのきっかけこそがCAKEのこのアルバムだった。

 

渋い声なのにゆるーいテンション。

レッドホットチリペッパーズ、システムオブアダウン等カリフォルニア州出身のバンドに見られる独特の叙情的なメロディでありながら一貫して腑抜けたサウンドが最高。

トランペットのプヮ〜〜〜の音が鳴り響きゆるい雰囲気ながら、どこか曲者な雰囲気をずっとまとっているのがCAKEの魅力。どのローファイバンドよりも土臭く、どのローファイバンドよりもおっさんくさい。しかしそこがよい。

 

正直最初聴いて、ライブを見たときは

当時激しい曲でモッシュしたい盛りの若僧としては

「何が楽しいのか?」と疑問に思ったりしたけど

 

「シ〜プ ゴ〜タ ヘブ〜ン

ゴ〜ツ ゴ〜タ ヘ〜ル」

(羊は天国へ、山羊は地獄へ行った)

 

という歌のシンガロングで完全にハマったのをよく思い出す。

 

同時にその時、道を通るフジロック参加者全員に

「ワッショイ!」と声をかけ、ある一定のタイミングで

「ガンバッテ〜〜イキマッショォイ!」

と叫ぶ外人と出くわし、たまたま私のタイミングで

「ガンバッテ〜〜イキマッショォイ!」

が来てしまったことも思い出す。

 

 

あとCAKEは何よりCDのジャケがクソかっこいい。

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このファンキーな雰囲気…まさにジャケ通りの楽曲が詰まっている。正直大好きすぎて至る所でこのCAKEのCDを流してきたが、未だに誰にも「これ誰のCDですか?」と注目してもらったことがない。

 

けどこのある種チープさ故に唯一無二感がなんとなくあったり、派手なギターサウンドなどで聴き疲れしないところにもある種の魅力がある。

 

正直さっきからCAKEを「ローファイ」

と呼んでいるが、実際ローファイというくくりでいいのか?

(いまさらローファイヤクザを怖れ始める私)

 

やっぱ怖い。

ローファイって何だ?

このままだとローファイヤクザに

Pavementを聴いてから抜かせこの野郎」

「セバドー!セバドー!」

「スカム!(クズ)」

とか言われちゃう…

 

怖いので改めて調べることにした

 

 

こんな記事もありますのでご興味を持たれた方はどうぞ…

【ジャンル解説】ローファイ(Lo-Fi) | LyricList(りりっく りすと)

 

実際にローファイっていうジャンルは

  ローファイとは、もともとは不明瞭な音質を指す表現である。転じて、宅録などの安物機材やヴィンテージ機材で録音するアーティストや、いわゆるヘタウマ系のアーティストを指すジャンルとなった。

 

とある通り、どちらかといえば

80年代の煌びやかなスタジアム級のロックバンド達の音楽に反抗したか、もしくは単純に金銭的にそれが叶わなかったバンドたちが

 

ハードコア、エモ、グランジ、ポストロック、シューゲイザーという形で表現したオルタナティブロックの流れの中に現れた。

(当時の私の頭ではこの時代のロックはメインストリーム、オルタナティブ、パンクの3種類でしか分けられていなかったが…)

 

ハードコアのようなサウンドながらそこに一切のメッセージや思想は無く、グランジのような荒々しさながらどこか間が抜けており…

そんな曖昧なジャンルをローファイと名付ける所以になったのがまさにPavemantというバンドで

 

私のようなこじらせた若者が行き着く音楽としてはとても素晴らしかった。

 

メインストリームに媚びず、かといってダーク方面で尖りすぎて「痛い奴」にもならず、「この雑さがいいんだよ…」みたいな

 

ある種のジャンクフード感がたまらない

 

日本ではジャンクフードな音楽としてパンク調な雰囲気があるけど、雑さと病みつき感でいえば断然こっちだと思うんだよな…個人的には。

 

まあローファイ本流の話はそんなもんで

 

 

私の歴史は

Nirvanaを通って90年代イギリスのダークヒーロー達や70'sパンクへと足を進め、90年代を今に振り返り、70'sパンクはそのまま遡って結果The Velvet Undergroundやボブディランを聴く結果となったのだけれど…

そんな流れの中に

Pavement率いるローファイはうっすらとしか現れず。

 

そのマスターが紹介してくれたCAKEはまさに新しいジャンルへの入り口で、

 

CAKE自体がローファイかどうか

 

ではなく

私はCAKEきっかけでローファイと出会っていった。

 

ということを言いたかった。

結果正直Pavementを神のように崇めているし、20代中盤以降Usインディにどっぷりハマるきっかけにもなるわけなんですが…

 

まあ今回はCAKEのことなので…

 

そんなわけで観られるかわからないんですが、今年のフジロックでCAKEを観られることをとてもとても楽しみにしております。