今更ゆめにっきをプレイした
どもsuugayuuuuです。
uの数懲りずにいうならば2×4です。
これは今後なんらかにsuugayuuuu名義で出向く場合に名前を書き間違われないために言っています。かっこつけではない。
私は普段あまりゲームをしない。
最新のゲーム機を買うほど裕福ではない
というのもありますが、
ゲームに没頭すると没頭しすぎて社会人としては痛い目を見ることが確実なため…というのもありあまりやってこなかった。
実際私の半生の伴侶たる個人的愛作のサガフロンティアを久しぶりにプレイした昨年も、国家試験を控えながらも長らく没頭してしまい、かなり不毛な時間を過ごしたことが記憶に新しく、正直周りの方々がゲームを楽しそうにやっているのを若干羨ましく思いながらも、ひっそりとそれを眺めるばかりであった。
とはいえそんな私も昔はゲームに没頭する毎日だった。モンスターファームやビートマニア、アークザラッド2、サガフロンティア、FF6、7、8、9、10、10-2…結構やった。いやゲーム好きな方はみんなもっとやってるんだろうけど
(といってもFFシリーズは全て借りてやっていたので実際に持っていたのはサガフロンティアとモンスターファームくらいか…)
スマッシュブラザーズのようなパーティゲームは死ぬほど嫌いだった。
致命的にヘタクソだったからだ。
1ヶ月ほどハードごと借りて練習したが、こと対戦となるととんでもなく弱かった。「自分が弱くてもみんなでやれば楽しい」なんていう考え方もあるが、スポーツでも勉強でも中途半端だった自分からすると屈辱の上塗りでしかなく不可能だった。
そんなゲーム歴の私だが
なんとなく手持ち無沙汰になった最近
ずっとプレイしたいと思っていてまだ触れていなかったゆめにっきのことを思い出した。
ゆめにっきはRPGツクール2003で作られ有名になったPCゲームで、存在は当時バイト先のメタル好きな先輩から紹介されたことがあったり、好きな人が周りにもちらほらいて、概要は聞いていてかなり気になっていた。
2016年からアプリ版も出ていて手が出しやすかったのもあり、先月ニンテンドースイッチでリメイク版が発売されたという話もあり
せっかくだからやってみるか
と思ったのでやることにした。
ゆめにっきとは、ひとりの少女がひたすら夢の中を冒険していく内容だ。これといったストーリーがあるわけでもなく、セリフもないため手探りしていくしかない。
夢の世界には12の扉があり、それぞれ様々な世界に繋がっている。
各種イベントもあるが、そこで手に入る
「エフェクト」という変身アイテムを集めるのが主の目的である。
これを集めきることで一応エンディングを見ることができる。
それがゴールなのか?
それはよくわからないのだが、一応エンディングがある。
この作品の特徴としては、
「死」や「狂気」を連想される内容がとても印象に残った。特に衝撃を受けたのは、
「しんごう」という時間を止める能力。長い直線道路に横たわる遺体を調べた時に手に入るのだが、考えてみると
交通事故で亡くなったと思われる人の遺体を調べる。
時間を止めることができる
「しんごう」の能力が手に入る。
いやいやいや、こわいこわい…
どんな夢だよ…
他にも
鳥のような頭をした敵(?)に触れると別世界の出口のない狭いスペースへと飛ばされてしまう
とか
地獄と呼ばれる空間が存在する
とか
夢の中に自分以外の普通の人間がほとんど出てこないという所とか…
12の扉の中はどれも破茶滅茶な空間だが、
もれなく言えることはどの空間も悲しげで、かなり異常性があるということだ。
つまりこれが脳内にある人間の心理状態とは…?
主人公の心にあるものとは??
作中でも一切語られることはないが、
最後までみると思うものがある。
ゆめにっきは様々なところで紹介されているし、説明が少ないことからたくさんの人が考察をネットに上げている。私風情が今更ここで考察を書くつもりはさらさらないが、プレイして素晴らしいな〜と思ったところは
ドット絵のチープさにより閉じ込められたすごい情報量と、心に残るBGMと、独特のセンスの素晴らしさ。
とにかくセンスよすぎると思ったな…
正直全体的に悲しい空気や狂気の漂う作品だけど、なんだかどうしてこうなってしまったの?と考えずにはいられない考察した皆さんの気持ちがとてもよくわかる。
終わったなおモヤモヤするし、
けどこれからプレイする方だれかしらのためにもなんかここであんまし言いたくないし…
とにかく複雑なのだ。
けどそんなゆめにっきの世界観がとても素晴らしく、まさに名作だなあ…
と複雑なのだ余韻に浸るのだった。
だれかプレイ経験した方、今度お話ししましょう…