subcul-kuso-bloggg

JOHNNYPARKというバンドでvo、たまにdjやります。現在は新潟在住

平光ひなたを見習え

平光ひなた というヒロインがいる。

まだ登場していないが今のところ好きになることが約束されている。

 

ヒーリングっど♡プリキュア

に登場する予定のこのキャラクターのキービジュアルが発表された時から、ルックス的に僕の愛するとあるキャラに類似しており、ぷり、その瞬間から脊髄レベルで惹かれ、完全に誘導されるがままにファムファタルの座をリザーブしていった。

 

まあ見た目だけで判断するのは通ぶりたい気質の僕としても本意では無いため、どのような性格なのか少し公式ホームページを覗いてみた。

 

"明るくてノリの良い元気でフレンドリーな中学2年生。どうでもいいことから大事なことまで、思ったことをすぐ口に出してしまうタイプ。勉強は苦手…。間違ったことをしたときは「ごめん!」とすぐに謝れる、素直な子。"

 

衝撃が走った。

僕が人を愛せるか愛せないかのバロメーターで割と重要視しているのは「ごめんなさい」が言えるかどうかであり、それが明記されているだけで好感は上がっていくばかりだ。

なにより驚くのが

 

思ったことを場を読まず口に出してしまうタイプほど、自分の否を認められない大人が多いということだ。

 

個人的な経験からの統計だが…

 

すくなくとも経験上、

相手の気持ちや経緯、状況も想像せず自分の見えている部分で判断し、それを正当とばかりに言ってくる奴ほど、結果それが間違っていても謝らない。

お前ら平光ひなたを見習え。

(見習うにもまだ登場もしていないが)

 

謝らない奴には何も言いたくなくなる。

言うだけ損するからだ。

 

そこに関連して

今日Twitterでも少し吐き出したが、耐えがたい出来事があった。

 

弊社は先方から直接、もしくは他の同業者から外注で仕事を請け負っているのだが、今回は後者。

その同業者側から外注で仕事をもらう際、宅急便でのやり取りとなるため色々と電話でやりとりをすることになる。その電話をかけてくる営業の中に、個人的に「とんでもなくきつい女性」がいる。

 

ここからはこのとんでもなくきつい女を

「A」とさせてもらおう。

 

昼、事務所で入力作業をしていると電話が鳴った。事務員さんは皆忙しそうにしていたので僕が電話を取った。Aからだった。

 

Aは兼ねてからネチネチとした口調で話す人で、「A側の仕事にミスがあった時」や「無理のある納期の仕事を弊社にお願いする時」にとても顕著である。

どうネチネチしているかというと「一言多い」のだ。

無理のある仕事をお願いする時、自分にミスがある時とはつまり弊社側が少し「え?マジかよ」と思ってしまう時であり、対応も少し強めにはなってしまう。そういう時、いつも返す刀よろしく

「まあこないだ、おたくもこういうミスありましたから気をつけてくださいね」

と言い放つ。

そもそも口調がいつも上から目線で

「お願いします」

ではなく

「お願いできませんか?」

と聞いてくる。

書いているだけでイライラしてきたが、こういった相手をイライラさせる才能があるババアは確かに存在する。僕はそういった点に敏感なので、こういうのに少し触れるだけで心が爛れて胸焼けがしてしまう。

 

そんなAからの電話に身構えた僕は、平静を装って電話に応えた

A「社長はいますか?」

 

社長は会社を空けていたが、保留して一旦他の事務員に指示を仰いだ。

どうやら弊社に無理な日数の仕事を出そうとしているらしく、一旦断って先方に日数を延ばすよう交渉してくれとお願いしていたらしいが、交渉に失敗したのかそのため電話してきたのだろう。

 

社長は基本この手の仕事を二つ返事で受けてしまうため、おそらく社長に直接頼もうとしているのがバレバレだった。

 

不在の旨伝えると

「担当の製作者に代わって欲しい」

と言い出した。

 

仕分けを行なっている営業や事務員だと断られるので、若い製作者に直談判で了承を得ようとしているのがバレバレだった。僕はさらにイライラし始めた。

 

「手が離せないようです。納期の件ですか?」

とやや苛立ちまじりに答えると

 

「そうです、先方に延ばすようお願いしたんですけど顧客と連絡がつかないみたいで、なんとかその日数でお願いできませんかね?」

 

とのこと

この時点で不可解だった。今回無理な日数で来る予定の仕事は二つと言っていた。二人とも連絡がつかないなんてことあるか?

正直、先方が怖くて交渉していないんじゃないか?そう思ってしまい苛立ちは高まった。 

なにより「お願いできませんかね?」じゃねえよ、交渉失敗したのお前らだろなんだその態度

 

 

僕「そうは言われましても難しいです。」

 

A「なぜ担当の製作者に代われないんですか?」

 

僕「担当の製作者は部長の指示により仕事の振り分け量が決まっています。その部長が難しいと申し上げておりますので、やはり難しいです」

 

この時点で立派なクレーマーだった。

下手にお願いしてくれたらもう一度部長にかけあってもよかったが、このような態度ではその気も起きない。

するとAはとんでもないことを言ってきた

 

A「そんなこと言われましてもね、おたくもついこないだこんなミスをしていたじゃないですか。」

 

僕「それは申し訳ございませんでした。今後気をつけて製作するよう心がけます。」

 

A「そういう時ね、私たちが先方に謝っているんですよ?そんな先方にさらに「この日数ではできない」って言えっていうんですか?」

 

僕のハラワタはこの時点で煮えくり帰っていた。納期に無理があることと、これまでのミスは関係ない。あまつさえミスを減らしたいならなおさらそういったギリギリの仕事をさせるべきではない。

何よりそんなことは自分も営業で謝る側の立場のためそんなことは百も承知だ。そしてそれを作る側に言うべきではないことも百も承知だ。

 

家庭を顧みない父親がそれを咎められて「誰の稼ぎで飯を食っていると思っているんだ?」と言うような愚行だ。

 

そもそもこんな奴が交渉するからダメなんだろう。こいつが交渉したのでは相手を怒らせるだろうしな。早く自分の無能を詫びて懇願してこいよ。そう思った。

 

この時点では怒りを我慢し話を聞いていると

何やら代案を提案してきた。

A「ではこういうのはどうでしょう?おたくがやってくれないっていうなら仕方ないですから」

 

と言ってきた

僕はここで限界を迎えた。

こいつらは先方から仕事をもらって、弊社に製作してもらっているという意識がない。交渉できなかったことの申し訳なさもなく、あたかもこちらがただただごねているかのようなもの言い、「仕事を出してやってる」という奢りを感じた。

 

僕「ではその代案も踏まえて、再度部長に掛け合って折り返し連絡します…が、『うちがミスをしたんだからやれよ』というような頼み方はあんまりじゃないですか?今後改めてください」

 

A「そんな言い方した"つもり"ありませんけど!」

 

僕「はぁ?」

 

A「はぁ?ってなんですか!あんた名前は?製作者?」

 

僕「名前を言う」

 

A「ええ…あなた前にうちの会社にいましたよね?なら内部のこともわかってますよね?それがそんな言い方…!こっちはそんな"つもり"で言ってないのに!あなたこそ改めてください!」

 

嗚呼、この人は自分が言っていることが間違っていないと思っているんだ。

このように嫌味として伝わってしまっていることに反省もせず、開き直り、むしろこちらが悪いように仕向けている。

「怒らせてしまった」ではなく

「勝手に怒り始めた」と思われている。

そう思った瞬間こいつと会話するのは無理だと思った。

 

Aはこの後も自分は悪くない!お前の態度はなんだ!勝手な解釈で!こっちは長くおたくと付き合いしてきてるんですよ?無理にやれなんて言ってない!

と激昂し、話にならなくなった。

 

言った言ってないなら近いことは言ってるし、こちらにはそう聞こえてる。無理にとは言っていないがほぼそれに近い嫌味を言っている。長く付き合いしてるからと思い上がっているからそういう強気な嫌味が出るのもわかる。態度が悪いのはお前でそれに腹を立てているのはこっち。すべておかしくすべて論破可能。

 

しかしこの手の自分は間違っていないスタンスの老害は自分が咎められるとまくしたてて話にならなくなる。

そして僕も恥ずかしながら腹が立って冷静さを欠いていた。

僕はAの自己保身の呪文のような叫びをかき消すように黙って受話器を叩きつけた。

 

僕は確かに2年前までこの会社にいた。

この会社の営業が、一部の恩人を除いてはどれだけただ上の言いなりで、どれだけ作り手へのリスペクトに欠け、自分にダメージが少ないように製作者に無理を言ってくるかも知っていた。

そもそもお前の営業所のせいでどれだけ苦しんだか知っているのか?内部を知らないのはお前の方だ。

 

それに僕は融通をきかせていないのではなく、単純にこいつの態度に納得がいっていないだけで、会社そのものとか関係がない。

 

僕はこのあと反省した。

このような話の通じない文字通りのクソに本気になって怒ってしまった。恥ずかしかった。

この後部長に深くお願いして、なんとか休みを返上して間に合わせてくれることになった。

 

「内部のことわかってますよね??」

お前こそこの仕事をまかり通らせるために、1人の製作者が休みを返上することをわかっているのか?もうどうでもよかった。

 

僕は自分が熱くなってしまったこと自体に恥ずかしく反省していたので、なんとか間に合わせる旨伝えるためAに電話をかけた。

 

僕「先程はすみませんでした。熱くなって失礼な言動をしてしまいました。先程のお仕事、なんとか納期に間に合うようこちらで調整いたしました。今後また納期に無理がある場合、出来る限り先方にご交渉いただければと思います。よろしくお願いします。」

 

A「交渉しますが、どうしても無理な場合もありますのでその時はご連絡します。私もすみませんでした、た・だ・し…私はそんなつもりで言っておりませんから!お怒りになったかもしれませんが私はそんなつもりで言ってませんからね…。では今後ともよろしくお願いします。」

 

僕「すみませんでした。よろしくお願いします」

 

もう無理だと思った。

この人はこの期に及んで

「自分は悪くない。そんな"つもり"ではない」

と僕に悪のシールを全て貼り付けて去っていった。

 

今日一日ブルーだ。

僕は自分に貼られた悪のシールを剥がしながら、粘着が残った部分にため息をつき、舌打ちをしながら働いている。

 

つもり

って相手がどう受け取るかは含まれたいないよね。つまり「嫌味と思わず嫌味を吐き、それを嫌味と言われたら嫌味と受け取ったお前がおかしいと言う」ということだ。

 

この世には絡んではいけない人種がいるが

こういう人間と関わると何もいいことがない。

 

繊細な奴が馬鹿を見る。

繊細な奴が悪者にされる。

鈍感で自分勝手が幸せか

そう思ったら全てが嫌になった。

 

平光ひなたは素晴らしい。

相手のことを思いやれず迂闊なことを言ってしまうが、しっかりとそれを謝れる。

 

涙が出るほど素晴らしい。

そんな人間ばかりになればいい

そうすればAをはじめとした狭い村社会で見捨てられ、許されてきた自分勝手で思いやりのない老害など生まれない。

ヒーリングっど♡プリキュアを観てしっかりと自分の汚さを投影して反省して欲しい。

 

また、

長渕剛のように

「GOMEN...」

「ごめん」

と自分のダメさもフォーカスして欲しいです

 

老害さんガンバです。

僕はもう関わりたくないです