ソロキャンプのススメ
東京に住んでいたころはなかなかできなかったソロキャンプだが、今年のアニメゆるキャン△の放送による盛り上がりなんかもあって、新潟住まいになったら是非ソロキャンプしたいなあ・・・と思い今回行ってきた
いやあとても楽しかった。
とはいえソロキャンプに行くのもボーイスカウトで活動していた高校生の頃以来のことなので、色々反省する部分なんかもあったりした。ので今回は、ゆるキャン効果で周りでもキャンプ熱が高まっているのでキャンプの報告をしつつ、ソロキャンプの簡単なガイドになればな。。。なんて思います。
場所
ソロキャンプに行く場所は、用途によって異なる。釣りなら川や海、登山なら登山コース付近、景色ならその景色にあったところ・・・しかし今ソロキャンプしたい人はそもそも目的に付随してソロキャンプしたいわけではないと思う。私もそうです。
例えば今回私が行ったところは、新潟県新発田市が運営するスポーツ公園併設のキャンプ場。ボーイスカウト時代によく利用していたのですぐに思い当たったが、ネット検索にも無く、ネット予約、電話予約不可。公民館まで出向かなければ予約できず、当日届け不可・・・だからこそ土日でもほぼ貸し切りの可能性が高いのが魅力のキャンプ場。
・炊事場、火起こし場あり
・トイレは自動照明で清潔
・芝生
・車をギリギリまで下せる
・利用料150円
・街中からすぐのためアクセス良好
という軽いキャンプにはもってこいのキャンプ場。
私はどんな立地でもそれに合わせて物を用意するだけだが、混み具合だけは準備でどうしようもないため、キャンプ場を選ぶときは基本的にはプライベート感をどこまで楽しめるかで考えてます。簡単に言えばスピーカーで簡単な音楽なんかをかけながら過ごしていて文句を言われるようなレベルの混み具合のキャンプ場は嫌だ。ということ
ネットとかで調べる際に「しずか」とかで調べるといいのかも。
キャンプに慣れていない場合は、トイレと炊事場は必ず確認必須。
また、私が今回行ったキャンプ場は用具の貸し出しは一切行っていない。行っているキャンプ場もあるのでもし用具をそろえるのは大変だし置くところもないから、レンタルできたらいいな・・・という人はそういうところをさがしてみるといいかも。
用具
今回のすがゆうキャンプはマイカーがあり、家にも道具が揃っているため、ストイックなキャンプというよりラクできるところはラクしようというコンセプトだったのでこんな感じ
通常キャンプに必要だな…と思うのはこの辺
1.アウトドア用品系
寝袋、シート、テント、外用ランタン、テント内用ランタン(led)、レインウェア、折りたたみ椅子、折りたたみテーブル、リュック
ゆるキャンでもやってましたが、テントに敷くシートは必須。ゴツゴツもそうだけど結露がすごいです。
2.調理用具系
クッカー、飯盒、クーラーバッグ、シェラカップ、マグカップ、シングルバーナー、まな板、ナイフ、スプーン、フォーク、箸、おたま
料理しないならクッカーも最小限でいいしまな板やナイフも不要。箸とクッカーとバーナーくらいあれば湯も沸かせるしみんなのあこがれのカレー麺食えますよ。
クッカーというのは…
こういう風にいろんなサイズの金属製の皿やら器が重なってるやつ。火にもかけられるし、そのまま食えるのでオススメ。ホームセンターとかドンキで2千円くらいで買えます
シングルバーナー
気に入ってるのはこれ。かなりコンパクトで登山向け。
こうやって市販のガスボンベが利用可能なものもある。ちょっと大きめ
ソロキャンプで焚き火するのは正直大変なので、こういうバーナーがあると便利。薪が売ってても焚き火スタンドはかなりかさばるし、直火なんて基本大丈夫なキャンプ場ほとんどないです。しまりんが使ってたミニ炭焼きグリルとかがせいぜいってところ。レンタルできるところか、車でならありかな…
焚き火最高だけどね…
3.日常携行品
タオル、ゴミ袋、ロープ、軍手、携帯バッテリー、水、ティッシュ、バンドエイド、ウェットティッシュ、虫除け、ファブリーズ
基本的なマナーとしてゴミ袋は必ず持っていく。せっかくいいキャンプ場でも汚して帰ったら次来れませんよ…あと今回私は持って行きませんでしたが、ファブリーズは結構あった方がいいかも。そしてウェットティッシュは必ずあった方がいい。食後の容器とかは、洗剤使わずにウェットティッシュで拭いて家帰ってからちゃんと洗えばいいと思う。手を洗うために炊事場とテントを何往復もするのもなかなか億劫だからね。
そんな感じです…
テントは今回親父が新しく買ったやつまだ試し張りしてないから、今回試して欲しいとのことで大きめのテントを用意してますが、ソロならもっと小さいのでオーケー
こんな感じでテント設営完了 pic.twitter.com/WYgO1RoCjL
— すがゆう (@suugayuuuu) 2018年5月26日
こんなんで充分。テント選びに関しても色々あるけど、まずはドーム型防水二層構造でそこそこコンパクトなやつを選ぶことをお勧めする。
私は今回車だったので
折りたたみベンチ、焚き火台、折りたたみベッドなんかも持ってきた
クッソ快適。これにシート敷くと畳より快適…
こんな風に昼寝も可能。最高。
とはいえ形だけ作って時間来てしまったので、今回はいそいそと撤収したが。。。
そんな感じで用具は揃えだすときりがないのだが
こだわり続ければこんなのも可能になりますね。
snowpeakで揃えたり、グランピングとかは正直性に合わないので。自分らの写真撮るためのキャンプとかクソ食らえなんで。言い換えればうんこ食えなんで。豪遊するなら宿泊まりたいです普通に。キャンプするからにはキャンプでしか活躍しない多少のサバイバル性は求めたい。とはいえ空間に酔いたいのでその中でデザインとかは選べたらな・・・と思ってます。
料理
正直料理はこだわりたい人がやればいいと思う。
時間かけて搬入にも苦労してでも米は自分で炊きたい、素材もその場で調理したい。という人はそれでも全然いいと思う。インスタント麺でもいいし、パン買ってきてかじってもいいわけで。
自由
ちなみに今回私は神保町のエチオピアを意識したスパイスカレーに挑戦
満を持して pic.twitter.com/gmkHzrPZyN
— すがゆう (@suugayuuuu) 2018年5月26日
正直、玉ねぎニンニクショウガを家でみじん切りにしておいたのを冷凍して保冷剤替わりにして持ってきて、スパイスは事前に混ぜてジップロックに入れ、肉も細切れにして冷凍してジップロックに。という風にすれば全然よかったのはわかっているのですが、忙しくて時間がなかった。。。おかげで無駄に時間食いました。反省してます。
玉ねぎ1/2個、にんにく1片、ショウガ1片、ホールトマト1缶、クミン、カルダモン、コリアンダー、クローブ、カレー粉という簡易的な内容だったけど、結構再現度高くできた。米に関しては、サトウのご飯を湯煎しました。だって洗い物だるいんだもん・・・
朝ごはんはこんな感じ
朝メシ pic.twitter.com/tPAA5NWP3P
— すがゆう (@suugayuuuu) 2018年5月27日
今回は焚火をしたので、炭焼きができた。ソロキャンプでシングルバーナー二つと炭焼きセットはなかなか贅沢したと思う・・・
そんな感じで料理はいくらでも時短可能なので、
あらかじめ準備していったほうがいいです。
キャンプは暗くなったら一気に効率落ちるので・・・
スケジュール
スケジュールは事前に組んだほうがいい。けどそこはやってみて学ぶ感じにもなるけど、今回のすがゆうの体たらくはこんな感じ
16:15 退勤
16:30 帰宅
17:10 出発
17:45 受付
18:00 到着
19:00 全設営終了
20:20 買い出し終了
(この時間が特に無駄だった・・・)
21:00 親父が新テントを見に来る
21:30 料理開始
(遅すぎる・・・)
今回すがゆうは土曜のすこーし早く退勤できる日を利用したせいで、準備が間に合わず、かなり失敗した。悔しい・・・そして新潟は19:30にはホームセンターが閉まるのでアウトドア用品系の買い足しを目論んで20:00までやってる少し遠い所へ行ったら目当てのものが全然なくて予定が狂いまくって、そのまま急いで食材買ったらかなり無駄が出たという悲しい経験も次への糧だ・・・次は燻製やるって決めてる。
なので、行く前に設営に1時間くらい余裕持たせたうえで、スケジュール作ったほうがいいと思います。太陽は待ってくれないので・・・
マナー
あと用具のところでも少し書きましたが、マナーが一番大事。ボーイスカウト時代は撤収後に全員でゴミ拾いしてそのたびに「来た時よりも美しく」という言葉をいただいたものです。ゴミは基本的に持ち帰るのが基本。大きいところとかは回収してくれるところもありますが、基本的には持ち帰って捨てましょう。まあ当たり前だけどね。ゴミ箱なきゃ捨てちゃいけないよね。
騒音ももちろんそう。それが面倒くさくて貸し切りに近いキャンプ場を探して選んでるんだけどね・・・
直火もOKのところ以外は勝手にやっちゃだめだし、生えている木を伐採して牧にしたりするのも基本NGだからね。牧は基本買ってください。あとテレビの影響で松ぼっくりで着火したい人、着火剤使え。いらないロマンだから。
ちなみにすがゆうはプラ以外の燃えるゴミを焚火の火種にします。
あとこれはマナーとかの話と少し異なるんだけど
今回のキャンプ場は、公民館で手続きをして鍵を借りて
道路にある柵にかかっているチェーンの鍵を外して柵を抜いて下まで車を降ろすんだけど、私が借りている間、多少出入りするのでチェーンはせずに柵をしておいたんです。
こうなってたら普通来ないじゃん?
けどカップルが車で降りてきたんだよ。
おかしくない?
わざわざ柵を自力で抜いてまで降りてきたんだよ??
そんで普通にテントたててのんびりし始めやがったんだよ・・・
んで私はチェーンロックをして、公民館に返さなければいけないので
一応「あの、公民館から鍵のこととか何か言われてます?」
と聞いたら「え?いや・・・何がですか?」
何がですかじゃねえよ!
自力で柵引っこ抜いて降りてきたやつが
無断の自覚ねえわけねえだろクソガキ
って思ったんですけど、
「あの、ここね、公民館で事前予約が必要なんですよ。私はなので公民館から鍵をお借りしていて、これから帰るのでそこの柵にチェーンロックをしなければいけないんです。」と丁寧に説明
そして「あの・・・柵してあって、立ち入り禁止のコーンもありましたよね?」
とぶっこんだところ
「あ。。。けど前に来た時もそうしたんで・・・ここって許可必要なんですね・・・w」
むむ?こいつぶん殴りたいな?
無茶苦茶むかついたので、
「今から鍵を返しに行くので、公民館の人に聞いてみますか?もしかしたら借りられるかもしれませんし」
と言った。もちろん事前予約が必要な県の敷地なので、当日借りは無理。
しかし公民館の人に謝ってほしかったのでそう言って連れて行った。
公民館につくと、もちろん無理だった。
そしてその男はあろうことか
「HPに予約に関して何も書かれていなかったので・・・PC予約とかできませんよね?」とか言い始めた。
いや
あるから!
ご利用の場合は
この公民館に問い合わせるように
書いて
あるから!!!!!!!!!
と思ったが、とりあえず謝らせることもできたし
別れ際に「今度からはちゃんと許可もらいましょうね」
と言えたのでよかった。
とまあマナーは守れよって話。
ソロキャンプは楽しい!
ソロキャンプはとても楽しいです。
だって自由だし、「怖くないの?」とか聞かれますが
私としては住宅街のが怖いです。
とても空気が気持ちいいし。
「しまりんかわいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」とか叫んでも誰にもとがめられないし。
ゆるキャン△しながらゆるキャン△見るすがゆう pic.twitter.com/R9SKjR0v9J
— すがゆう (@suugayuuuu) 2018年5月26日
*山の夜は結露がすごいので、精密機器の取り扱いは十分注意しましょう
そんなわけでキャンプ、呼んでくれれば力にもなれるし是非一緒に行きましょう。
ソロもいいけど、人と行くのも楽しいんで。
またいったら今度はレポだけします
これ見てソロキャン欲沸く人が増えたらこれ幸いです。
(幼少期ボーイスカウトやってることかなりバカにされたの今でもトラウマなんで。。。)
では