ただいま東京
僕は新潟県で生まれ、高校生までは新潟で過ごした。その後大学へ通うために神奈川県茅ケ崎へ越し、卒業後は東京へと移住していった。
高校時代に大きな趣味嗜好の下地はできていたが気づけば12年ほど神奈川~東京に住んでいたし、正直そこで受けたイメージや経験が大きいので…
気づいたら「地元愛」のようなものが欠如していった。
勿論新潟の良いところは知っている。
ごはんも美味い。新潟の酒も好きだ。
しかし「地元愛」は無い。
友達が少ないということもあるが、自然も好きだし繊細で他人からストレスを受けやすい僕としては電車よりも車移動が断然好きだ。
たぶん僕は「ムラ」が嫌いなのだ。
地方の、それも実家となればある程度のしがらみが存在する。温かみや縁という名の侵害がある。
僕は都会の娯楽にはまあ住むほどでは無いかと思ってはいるが、
「地方の開放的な自然の中のムラにある窮屈さ」
この不条理から「地元最高!」にヘイトが沸いてしまう。東京はドライかもしれないが、その分自分で趣味の合う世界を見つけられたりと自分で選べるので、その点でとても良い。
あとラーメンとカレーが美味い。
それか地方都市の絶妙な都会と田舎の中間みたいなところに住みたい。
そんな思いが強かったせいか
今回久しぶりに仲間たちと酒を飲んだり、馬鹿話に花を咲かせるのも今まで以上に楽しく感じた。
去年くらいまでは楽しそうなみんなに劣等感や疎外感ばかり感じていたんだが、ここ最近どうでもよくなってただただ幸せだったりする。
新潟から発信できるものも少なく、そこまで極めるほどのモチベーションも無いのだが、何かに繋がればと思いDJも続けている。キャンプもそうだし、このブログもそうかもしれない。
だからこそこうして機会が生まれてまたみんなとわいわいできる。これはただ東京へ行くよりも自分を納得させられる。
そんな部分をモチベーションに今日も生きています。
そんなわけで久しぶりの東京を
久しぶりのラーメン二郎を
久しぶりのカレーを存分に楽しんで
やすべえのつけ麺大盛りを頼んで惨めにそれを残し、メンバーに片付けてもらい、
イベントの後「まだまだ飲みましょう」と言いながら最初に寝落ちし、
そんな惨めな姿を晒せる場所もなかなかないのだ。
そんなこんなでまた遊びに行くのを楽しみにしている。次は何をしようかな
カレー屋巡りかな